2016年の年末もまた雪不足で迎えることとなりました。昨年に比べればまだましではありますが、それは比べる対象が悪すぎると言うものでしょう。入山日の21日は快晴。本来喜ぶべきところですが、複雑な心境です。気温もどんどん上がり、上着はもちろん手袋帽子もなしで、汗をだらだら流しながらの登行となりました。
 山荘入り口もこんな感じです。小屋明けは難なくできましたが、やはり複雑な心境には変わりありません。
 そして翌日午後からは予報通り、山荘付近でも雨となりました。スキー場では本降りとなったようです。翌23日は霙からなんとか重い雪に変わりました。これが営業開始初日です。
さらに27日もスキー場付近は土砂降りの雨となり、まさに暗雲立ち込めるという表現がぴったりとなってしまいました。こんな気象状況が今後は普通になってしまうのでしょうか。
 元日の初日の出は確実と皆が確信してましたが、残念ながら夜半から雪となり見ることができませんでした。その後も日中晴れる日もあったのですが、日の出を拝むことはできず、結局今年の初日の出は六日となりました。
 営業最終日、9日の朝の様子。少しずつ少しずつ増えてきてはいますが、まだまだ藪が目立っています。昨年は冬の少雪が、夏の渇水、秋の紅葉の不出来にまで影響を及ぼしたので、今後の適度な降雪を切に期待します。

次回の営業は2月4日土曜日からとなります。よろしくお願いします。

2016-17 年末年始営業