ー如月 Februaryー

 2月6日からの営業を控え、4日に入山しました。1月12日に下山した時から比べると1m程積雪は増えていました。1月の末に雨が降ったようで、雪面は固く凍っていました。この厳冬期に、この標高で雨ですからね。もう厳冬期という言葉が死語になってしまいそうです。
 営業再開後はまずまずの天候と、適度な降雪との好循環が続きました。年始に比べて積雪が増えたとはいえ、まだまだ欲しいところです。例年これからが増える時期なので期待をしてます。
 今年も白いライチョウに出会えました。雪が少なく暖かい冬は彼らにとってどうなんでしょうか。温暖化の影響は生息環境にも大きく関わってくることです。ライチョウが今後生き延びていく為には、この環境をなんとか守らなければいけません。温暖化は人類だけに影響を及ぼすのではないのですよね。
 そういえば昨年、乗鞍のライチョウから卵を10卵採取し上野と富山の動物園に持って行きました。ライチョウの保護増殖計画の一環です。上野の5羽はすべて亡くなったとニュースで視ましたが、富山の残った3羽はどうなったのでしょうかね。
 これは窓ガラスの氷模様です。寒さの厳しい時にしか現れません。その模様、形は千差万別。その日によって違います。でも、この日のはあまり見たことない模様です。太い枝の木か、ワカメみたいに見えます。
 上の写真と同じ日の、別の窓ガラスです。全く別物です。ホント不思議ですね。
これは今年のではないですが、 更にこんな模様も。私はこれを蝶紋と呼んでます。ここまで綺麗なのはめったに見れません。