2007年3月1日の営業開始から数えて、2017年3月で満10年を迎えます。それを前に2016年10月29日,30日の両日、位ヶ原山荘において「10周年記念祝賀会」を開催していただきました。ライチョウ研究の第一人者であります、中村浩志信州大学名誉教授が実行委員長を務めていただき、多くの皆様にお集まりいただき一緒に喜びを分かち合いました。これも皆様のおかげと心より感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

ごあいさつ  

2007年2月

位ヶ原山荘は北アルプスの南端に位置する 乗鞍岳の中腹にあります。1940年(昭和15年)から続く歴史ある山小屋です。しかしながらここ数年不定期の営業をするにとどまり、ご利用の皆様にご不便をお掛けしてまいりました。そこで心機一転、2007年は3月1日より10月下旬まで連日営業することとなりました。是非一度足をお運びください。お待ちしております。

    位ヶ原山荘の創設当初の写真
   山荘主  六辻 徹夫(むつじ てつお)

1968年大阪生まれ。幼いころより両親に連れられ登山とスキーを始める。
3歳ごろ、大阪の最高峰金剛山に行ったとき、途中から吹雪になってしまった。私は「寒いよ〜、お家に帰るよ〜」と
泣き叫んでいたらしいが、それでも強引に登山した両親。それが一因で今では山住まいとなる。
大学4年間はワンダーフォーゲル部に所属し、自然との対話を重ねていく。
卒業後4年3カ月のサラリーマン生活を経て、1996年乗鞍岳鈴蘭小屋に職を得る。
以後10年、鈴蘭小屋と肩の小屋で勤務。
オーナーのご厚意により、2007年3月より当山荘の顔となる。

2016年10月29日,30日

営業開始10周年記念